【日時】平成26年1月18日/ルルサス防府 2 階 防府市地域協働支援センター
山口防府市でのHAP更年期講座に参加して
山口防府市は防府天満宮と毛利氏庭園、防府国分寺などの歴史を感じさせる町並みです。また、瀬戸内海や日本海からの美味しい海の幸にも恵まれています。
さて、今回平成26年1月18日(土)特定非営利活動法人HAP主催、医療法人実昌会の中司内科協力のもと、防府市のルルサス防府会場にて「更年期講座at防府」が開催され、聴講してまいりました。13時からの講演は市民を対象とし、16時からの講演は技術転移講座として、地域の医療職や福祉職を対象に開催されました。
一部の市民を対象とした講演では、30数名の男女が参加され熱心に聴講しており、そこで感じたことは、都会であっても地方であっても女性の悩み、例えば今まで気にはなっていたけどどのように対処していいの、どのような改善方法があるの、こらからの長い人生をどのように生きていくことがいいの、いつまでも健康に暮らすには今から何をすればいい等々、地域は変わっても、また生活環境や風習に違いはあっても、女性の関心事は同じであることに納得いたしました。
二部の医療職や福祉職への技術移転講座では医師をはじめ、地域の若い男性薬剤師が多数参加をしています。参加者の多くは地域の中で働きかけていくかを考える前に、まずご自身のこと、家族のこと、すぐ身近な方々に更年期以降の女性に生き方を伝承していきたい、働きかけていくことが最初の一歩であると感じているようでした。私自身も小さなことからの出発が大きく広がり、一人でも多くの女性がよりよい生き方や女性の健康な体つくりができるようになればと思います。今後もいろいろな地域でこのような技術移転講座開催され、一人でも多くの方々に更年期後の女性の生き方、関わり方、女性の健康について、あるいは介護や医療について語り合う時間ができればと思います。
講演終了後の懇親会は大変楽しい時間でした。地域の薬剤師の方々との交流は更年期にと留まらず、日本の医療保険や介護保険について語り合うという充実した時間でした。 ありがとうございました。
(報告:西澤 文恵)